パワーショルダーのパターンのひきかた

結構前に、パワーショルダーのジャケットのパターンひく仕事があって

その時色々ネットで検索したんだけど

どこにものってなかった。パワーショルダーのパターンのひきかた。

で、この仕事終わったら絶対記事にするっ!!!

って思ってたんだけど、随分時間が経ってしまった。。。

こんなジャケット作ったの。トワルだけど。。

構造を説明すると、裏地は普通のジャケットの形のパターンにして、

それをベースに表地の肩の部分のパターンを展開していった。

つまり、裏地は体にフィットさせて、その上に肩パット入れて、その上に表地が乗っかってる構造。

肩パットは尖らせたい形にオリジナルで製作。

これ、おりえちゃんが作ったパット。。。

3こ重ねて作ってあるの、すごいよね。笑

で、案内用にテープ貼って、裏地のトワルに乗せます。

で、切り替え線入れる部分にもテープ。

そしたら、肩の切り替え部分のパターン引きます。ひきますっていうか、ドレーピング。

シーチングをバイヤスでとって

肩に乗せる。

乗せたら不要な部分をカット。

肩線をちょっと反らせたいのでつまんでたたみ、

肩パットにある切り替え線のラインを生地に写す。

側面。

袖も作らなくちゃなので、アームホールの寸法も大体測っておきます。

その寸法にイセを加えた分量になるように、裏袖パターンから表袖のパターンを展開。

見頃のパターンも直すので、一旦パットを外し、

表の見頃パターンにラインをトレース。

綺麗に仕上げ

肩のパーツ、ドレーピングしたシーチングはこんな風になっているので

紙に綺麗にトレースします。

表袖もトレースし直してしあげ、

これが裏地のトワル

その上に、さっき仕上げた表地のパターンを裁断したパーツを乗せると

こんな風になります。

袖も付けた。

裏地と表地の間に肩パット入れるとこんな感じに仕上がります。

つーことで、パワーショルダーのアイテム作りたいときは、まず肩パットを準備して

その厚みや形に合ったパーツをドレーピングして作るのが早いです。

ちなみにこれ、トワル一回で形出た!

ワタシ天才かも。

いや、それは冗談だけどまぁ、制作前に形や構造をしっかりイメージする事は重要かもね。

ワタシは瞑想時間と名付けてますが、この時間をしっかりとって一気に作業に入ると結構うまくいく。

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