小物制作・5(ジレの裁断&芯貼り)

お次はショートジレね。 最近の人は、ベストの事をジレって言うのね。

スパッツの事をレギンス、とかね。

こないだお店で

「すいません、スパッツありますか?」って聞いたら

「レギンスですか?こちらです」 って、訂正されたっ!

通じてんなら訂正って不要じゃない!?

いいんだけどさ、別に。

「バーガンディー」とかさ。 別にただの赤紫色の事でしょ!?

そのわりに、ファスナーの事平気で「チャック」って言うくせにさぁ。

何なの?

あ、ごめん。  疲れかしら。。

では、ショートジレの裁断&新貼りです。

今回の芯貼りは、前回少し話した1の方法。

生地と芯、それぞれパターン乗せてフツーに裁断し、その後形を合わせて接着します

まず、表地にアイロンかけます

そしたら生地を2つ折りし、パターン乗せて配置を決めます

あ。こんなふうに差し込んだら、無駄なくいけるかな?  って思ったら、この生地一方だった。。

差し込む→パターンの上下を逆向きにしたり裏返したりしてなるべく隙間をなくして裁断すること。

一方→一方方向でしか裁断できない生地。例えば、柄で上下の向きが決まっていたり、毛並みがあって上下が決まってる生地等。 差し込んで裁断すると、前身頃と後身頃で生地の向きが逆に仕上がる。最悪。

っということで、置き直し。

右下隙間があいてるけど、これ、お店の裁断がゆがんでたから。

他のパーツも地の目合わせて裁断

で、ノッチ入れるんだけど、後ろ中心の「わ」のところにも入れとくと良い。「ここが中心」って分かって、襟付けの時役立つ。 なので、襟の裁断時にも入れること。

ノッチ入れ

ボタン位置はチャコペーパー

あと、普段は不要な作業だけど、今回みたいに衿先が丸い場合、左右対称に縫うってなかなか難しいから、チャコでライン写しとくとよい

襟のノッチ入れ。後ろ中心は合印になってないけど、ノッチいれとく

さっき言ったよね。

表地終了

つぎ、芯裁断

芯は上下の方向無いから差し込めた。 ぎりぎりセーフ。

できた

そしたら芯貼ります

まず、アイロン台に表地を広げ(裏を上にします)

この上に芯を乗せるんだけど、ここで注意ーー。

ゆがみの少ない生地だけど、生地を持ち上げて移動させちゃってる時点で、既に生地がパターン通りじゃないの。

ここで今一度、パターンを乗せて、生地の形を整えなくちゃダメ。

そしたら、ほら。 ちょっとゆがんでるでしょ? いやじゃない?こういうの。 こういうの、気になれる人になってほしいっす。

こうやって、指で少し生地を撫でて整える

なおった

生地が整ったって事は、生地がパターン通りになってるってことだから、この生地を動かさないようにしながら、上に芯乗せます

はしっこからではなくて、基準になる中心の合印から合わせる

そしてまんべんなく、全体の生地端をあわせます

そしたらアイロン お分かりだと思うけど、決して生地を動かさないように! 動かしちゃったら、今までの細心の注意が全て水の泡!!

そっとあて布置いて、上から押すようにアイロンします

前身頃も同様に

芯は前端から合わせます

全体もあわせ

で、アイロン

できた

そしたらさいご、裏地なんだけど。。

何か、ツルツルの裏地って縫いにくいしやだなーって思って

ブロードとか綿の縫いやすいのがいいなーって思って

でも、どれがいいのかよく分かんなくなってきちゃって、

これにした。。。

ストライプ。

目がやられそう。

「これ、裏地に使うの、ど、どうかなぁ?」って通りすがりの旦那に聞いてみたら

「んーー。どうかしてる。」 って言われた。

でも変える気ないけど。

裁断しちゃった

上下で柄の位置合わせたよ。 裏地なのに。

ムダな作業だって思う? ワタシもそう思う。

でも止められなかった。

ハイ終了!

お疲れ様でしたー。

次回は名称不明の首飾り裁断。

興味があったら読んでみて〜。

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