小物制作4・帽子裁断&芯貼り

小物制作。。

トワルで苦戦し続けて、燃え尽きちゃっても困るので、とりあえず裁断することにした。

今日はね、裁断と芯貼った。

改めてまとめると

①ショートジレ

②スモールロイヤルハット

③名称不明の首飾り

の3つを作ります。

えーーと、まず、スモールロイヤルハット。 生地はゴブラン生地使います。

ゴブラン生地って厚めだけど、織りがゆるくてゆがみやすいのと、今回みたいに帽子作るときはすべてのパーツに、全面に芯貼る。

帽子って、大体バイヤスで裁断するから、更にゆがみやすいの。

ということで、芯貼ります。貼るんだけど。

芯の貼り方、大きく分けて2通りあります。

1つは、生地も芯もパターン乗せてそれぞれ裁断し、あとで重ねあわせて貼る方法。 多分一般的。2回裁断しなくちゃいけないから面倒。。でも、生地にムダが出ないのがメリット。(次回、小物制作5で紹介します。)

2つ目は裁断前の生地全面に、あらかじめ芯を貼っておいて、あとで裁断する方法。 既に生地に芯が貼ってあるものを裁断するので、裁断回数1回で済む。なによりも、正確に裁断できるのがメリット。 けど、大きな生地に芯を貼る、っていう作業そのものが億劫。

以上のように、芯を貼る作業ってどちらにしても面倒な作業なの。

だから、どっちが楽だからそうするって事じゃなくて、生地やパーツの大きさや作るアイテム等によってやり方変えます。

今回の帽子は、正確に裁断しなくてはいけないのに、バイヤス裁断。。

という訳で、あらかじめ生地に芯貼ってから裁断する2つ目の方法をとりました。

パーツが少なくて小さいので、生地を粗裁ちします。

地の目が分かるように、ミミを残してカット。

接着芯も粗裁ちした表地と同じくらいの大きさにカット

シーチングとか、接着芯とか買う時って、面倒だから5mとか10m買って、棒に巻いてもらう。 その方が後々使いやすいから。

そしたら、アイロンで接着します

必ずあて布することね。あて布基本。 今回はフツーにシーチングハギレ使ってるけど、白いポリエステルオーガンジーとかだと、下が透けて見えるのでやりやすい。

あと、オリエ氏はクッキングシート使ってた。 クッキー焼くの?って思ったけど、そうではなくて、スベリがいいのと芯のノリがべたべたしないらしい。 なるほどー。

貼れました

そしたら裁断。

普通、服作る時って、左右対称の場合は右半分だけパターンひくよね。

で、後身頃とか中心がつながってる(縫い目がない)場合は、生地を2つ折りして「わ」にして、左右いっぺんに裁断するでしょ?

でも帽子作るときは、中心を堺に左右対称のパターンでも、必ず両側のパターンひいて、「わ」にせず、ひらいて裁断する。

ゆがんじゃうから。

2枚必要なパーツも1枚ずつ裁断。

ゆがんじゃうから。

柄が大きいから、柄の配置を考えて主要パーツを先に位置決め。

地の目を整えたらおもり乗せときます

そしたら裁断するんだけど、帽子とか特に、似たような形が多かったり、上だか下だか分からなくなりそうなパーツは、シール貼っとく。 表裏が分かりにくい生地も、表側にシールとか貼っとくと良い

パターンと同じ位置に生地にも貼ると気が利いてる。

他のパーツもね。

で、ノッチ入れて終わり

そしたら、裏地も裁断。

表地もそうだけど、裏地は特に、ピン打ちして裁ちばさみで裁断、って結構大変だから、オモリのせたらもう、ロータリーカッターで裁断します。

これで、帽子の準備完了!

次回、ショートジレの裁断です。

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