パフスリーブ大好き☆  ?

本当は11時に就寝したのですが。。。。  色々ありまして起きてしまい、寝れなくなって今に至ります。。。

どうしても寝れそうにないので、仕事もないし、この機会に袖の話でもしようかと思います。

学校でよく質問されるのが「パフスリーブ」について。  パフとは「ふくらみ」の事で、袖山にギャザーやタックを寄せて膨らませた袖のことをいいます。

パフスリーブといっても様々なシルエットがあり、そしてそのつど使用する生地も変わるので、パターンのひき方も一概には言えません。

もっと言うと、袖と言っても、洋服の中の袖ですから、身頃と切り離して考える事も難しいのです。ほんとは、ね。

でもそれでもやっぱり、大きく膨らませた袖のパターンの形が知りたーーい!、どうやって展開するのか見てみたーーーい!! と、言う方必見。笑

今日は画像でお見せします☆

まず、身頃もそうですが、袖にも「原型」があります。

これが一般的な原型。

大体は、この原型から展開しますが、ワタシは身頃のパターンを仕上げてからその身頃のアームホールをトレースし、そこから袖のパターンをおこします。。  なれないうちは、原型から制作でいいと思います。

で、これがパフスリーブ①

袖山と袖口が膨らんでますね。

この袖のパターンがこれ。

細い線が原型の線。 太い線が修正後の完成パターンです。 そで下を真横に切り、袖山に向かって直角に切り、図のように開いて展開しています。  山の部分で開いた分量がギャザー分量になると言うわけ。

もし、もう少し少な目のギャザーがよければ、切り込みを入れる位置を変え、下の図のように少しだけ山を開きます。

袖下ではなく、山の途中で横に切込みが入ってます。 こうすると袖をあまり大きくしないでパフを作る事が出来ます。

こんな仕上がりになります。

逆に、もっと大きなパフにしたい場合、最初のやり方でもっと山を開けばいいのですが、限界もあるのでその場合は袖下ではなく、肘の辺りに切り込みを入れて展開します。

グレーになっている部分がパフ分になるので、随分全体的に大きくなるのが分かると思います。  出来上がりはこんな感じになります。

そして、更に大きく!っという場合。。

最近大きな袖が流行ってますもんね・・。

肘線よりも更に下辺りから開きます。 出来上がりはこんな感じ。

まあ、やり方はこれだけではなく、それこそ無数に色々な方法がありますが。

基本的なパフスリーブのパターン展開の仕方は、こんな感じです。

ちなみに、山に沢山パフを寄せたいけど袖口は細身にしたい、しかも半そでで!みたいにかなり矛盾している場合。。。

このように、山の部分と袖口付近の2箇所で横に切り、徐々に山を広げる、なんてこともできます。

こんな袖になります。

あと、更に。  袖山にはギャザーを入れず袖口だけに膨らみを出したい場合。

縦に何箇所か切り込みを入れ、山を基点に袖口に向かってギャザー分量を開きます。

何箇所かに分けて展開する事で、出来上がりが立体的できれいな袖になります。

長々と書きましたが。。。 少し分かって頂けたでしょうか。。。

自分で線がひけなくっても、一応原理を把握していれば、実際に説明を聞いたときに早く理解できるかと思います☆

あと、本当に気になる方は一度シーチングで作ってみるとよく分かると思いまーす。

追加画像↓

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コメント

  1. ゆって より:

    ソーイングは好きですが、洋裁について学んだことがない素人です。既製のパターンでは物足りなくなってきて、自分でもパターンが引けたら…と思い市販の本を購入しちゃれんじしてみるのですが、わからないことだらけで…肩にギャザーのないパフスリーブをつくる場合、原型を開くと袖山も少し長くなると思うのですが、その場合、身頃はの袖ぐりも引き直す必要があるのでしょうか。教えていだけると嬉しいです。

  2. yuca より:

    ゆってさま
    こんにちは。コメントありがとうございます!
    袖と身頃は連動しているので、袖山の形が変われば袖ぐりも変わります。
    では「どう変わるのか?」と思うかもしれませんが、そこはなかなか回答が難しいところです。

    ゆってさまのご質問では主に長さの事でしょうか。
    基本的には袖山の長さと袖ぐりの長さは同じにする事が多いので、ご質問についての回答としては、身頃の袖ぐりも描き直して
    袖山の寸法と合わせた方が良いかと思います。

    しかし袖山と袖ぐりについて同寸にするかどうかはデザインによって変わります。
    例えば山に「イセ」が入るとなると袖山の方が長くなります。
    この「イセ」分量も、どのくらい入れるかは生地やアイテムによって変わるので
    何センチ、と断言できません。
    例えると、ブラウスなど軽いものなら2〜3ミリ、という事もありますし、ジャケットやコートでウール地となると3〜4cm位入れる事もあります。

    話がだんだん逸れてきましたので、投稿記事の最後の画像について。

    記事に画像を追加したのでご確認ください。

    この場合、袖山にギャザーは入りません。
    赤丸で囲った所を基点に袖口を開くので、山の形は変わっても距離はそのままです。
    元の袖ぐりに縫い付ける事によって、袖口にフレアが出ますので
    身頃の袖ぐりの形も基本的には変えなくて良いと思います。

    いずれにせよ、パターンを引いてみたら是非トワルを組んでみてください。
    そうすると色々な事がだんだん分かってくると思います。

    また何かありましたらメッセージください。
    これからもよろしくお願い致します!

  3. ゆって より:

    詳しく教えていただきありがとうございます!袖山の形が変わってしまったので、長さまで変わってしまったと思い込んでいましたが、画像の追加もして説明してくださったお陰で、そうではないことがよくわかりました。感激です!
    これほど分かりやすく説明してくださるので、この生地とは関係ないのですが、身頃のこともお聞かせくださいませんか。

    身頃のAHのダーツを閉じて製図したい場合、ダーツ分を分散させるためにフレアで逃がす方法があると思うのですが、フレアを出さずに(もしくは可能な限り最小に抑えたい)ダーツを閉じる方法はありますか?胸下のダーツも、できれば入れないデザインにしたいです。色々調べてみても、素人がわかる方法が全く見つかりません…

  4. yuca より:

    ゆってさま
    お返事ありがとうございます❣️
    袖について理解出来たとの事でよかったです。

    さて身頃についてのご質問ですが、どんなアイテムを作るのか、使用したい生地は何なのか、どんな雰囲気に仕上げたいのか、などによってパターンのひき方が変わる(パターンのひき方を変える)ので、頂いたご質問だけだと回答が難しいです。。

    例えばシャツのようなアイテムでしたら、まずシャツ原型に直してからパターンをおこしますし、ワンピースなとでしたら切り替え線にダーツを入れる事も出来ます。

    ダーツも切り替え線も入れずにある程度体にフィットさせたい、とかであればドレーピングの方が手っ取り早かったりもします。

    ただし、体は立体的なのに対して生地は平面ですから、ダーツや切り替え線を入れないで体にフィットさせたいとなると話が矛盾してきます。つまり、難易度的には難しいという訳です。

    ゆってさまは恐らく、体にフィットさせたい訳ではなさそうなので、ある程度のゆとりが身頃に残ってもいいのであれば、胸のダーツを袖ぐりと裾に分散して逃がし、袖ぐりに逃がした分はそのままゆとりにし、裾へ逃がした分は可能な限り脇線で削る、とかそんな感じの修正になりますかね。。

    始めにも書いたように、何のアイテムか分からないので的確なアドバイスにならないかもしれません。

    もし具体的に分かっている事がありましたら、またメッセージ下さい。

    ちなみに、シャツ原型について過去記事がありますので良ければご覧ください。
    http://www.komineco.com/?p=8325

  5. ゆって より:

    す、すごいです…私のつたない説明から読み取って、ここまでのお返事をくださるなんて!本当にありがとうございます。

    そうなんです。ある程度ゆとりはあるけどでもフィットしすぎないものです。薄手のリネンやコットンで、衿のないブラウスのようなトップスを作りたいと思っています。

    シャツの記事読ませいただきました。画像が多くとてもわかりやすかったです。
    アームホールなどのダーツを半分閉じた原型を作ることで、自分の作りたいデザインの型紙を起こすときに、ダーツを閉じても裾などに分散するゆとりが少なくできると理解してもいいのでしょうか。

  6. yuca より:

    ゆってさま
    お返事ありがとうございます。
    夜にまた改めてお返事書きますね!
    お急ぎの所すみません。すこしお待ち下さい🙇‍♀️

  7. coaki より:

    yuca先生こんにちは。
    初めて質問させて頂きます、coakiと申します。
    3年前から洋裁を始めて、先生のサイトも覗かせて頂いていました。(もちろん本も持ってます!)

    パフスリーブの説明で先生が引用されいる絵の部分は、何かの本の絵ですよね?
    色々な例が載っていて凄い本ですね。
    そのような本をぜひ購入したいと思うのですが、教えて頂けないでしょうか。
    また、パターン全般の教科書的な本として「一冊あると使える!」的なものがあれば
    ご紹介頂けないでしょうか?
    どうぞ宜しく御願いいたします。

  8. yuca より:

    coakiさま
    こんにちは。コメントありがとうございます❣️
    本もご購入頂きありがとうございます!
    本について、記事を更新しますので、是非そちらを参考にしてみてください。
    これからもどうぞ宜しくお願い致します❣️

  9. coaki より:

    お返事ありがとうございます!
    ご本人からお返事が頂けるって、なんだか感激です☆キャーキャー(≧∇≦)

    記事の更新楽しみにしています。

  10. yuca より:

    coakiさま
    コメントありがとうございます!
    そう言っていただけると嬉しいです😃
    記事更新したので、参考にしてみてください❣️これからもよろしくお願い致します。