衿のドレーピング

いい加減更新しなくては!と、もう気がかりで気がかりで。

だってもう3月からまともなメイキングブログ書いてない!

ほんとすんませーーん。

今年は本当に忙しかったの。。

本の出版後はなんかもう燃え尽き症候群みたいになって(笑

「ワタシもう再起不能になるかも。。」って割と本気で思ってたけど、平気でした。

早速仕事してます。

で、作業中、ちょうど衿のドレーピング(ってほどでもない)やったので、その記事です。

何のどんな服か詳細は書けないんだけど、スタンドカラーのパターン。

っていうかそもそも「ドレーピングってなに!?」って思うよね。

ドレーピングとは立体裁断の事で、パターンひくやり方って主に平面パターンと立体とあるのよね。

あるサイトでは「絶対立体でひくべし!ビバ立体!」とか

「平面なんて非効率的!絶対立体!」みたいな思想の人もいるんだけど、(いや、いないかも。)

ワタシは両方推奨派。極めてグレーな思想です。まぁ、時と場合によるってやつ。

あぁまた前置きが。。

衿ね。

衿の場合はまず、身頃ありきなので前身頃と後ろ身頃を仕上げてしまいます。

身頃ができたら、半身でいいのでシーチングでトワル組む。

そしたら次。

今回はスタンドカラーなので、後ろ中心線と直角の線をシーチングに描く

大体の衿の高さを決めて、その幅で襟ぐりになる直線もひく

後ろ襟ぐりの寸法をとり、ネックポイントの印を入れる

ネックポイントから前襟ぐり寸法をとって前中心線の位置を決める

「なんだ、ただの長方形じゃん。。」って思った?

そうだけど!?

んで、ここまでできたら、余分な所を粗断ちしながら、身頃にあてていきます。

後ろ中心からネックポイントまではそのまま(直線のまま)とめます。

馴染まないと思うので画像のように切り込みを入れながらピンでとめる。

問題の前ね。

襟ぐり線が見えにくいのでICテープ貼った

まず、直線のままのせようとすると、

衿の向き斜めるよね。

何故なら長方形だから。

いや別に、長方形がダメなんじゃないよ。ただの長方形のスタンドカラーもあるから。

衿の高さが3cmとか低ければこれでも大丈夫って事もあります。

今回は少し衿が高いデザインなのと、前に向けて衿幅を高く変えたいので、このままだとちょっとイメージと違う。

という事で少しいじってみる。

衿の付け位置を変えてみると、

衿立った。

でも、このままだとここのシワっていうかつっぱりが気になる。

って事でさらにいじってみる。

ここを手前に引っ張ると、

シワ消えた。

よし!今だっ!

このままピンでとめて、とめたらネックラインを写す

写したら外して、

綺麗に書き直し、

紙にトレース

トレース後は更に長さチェックして整えます。

ここまで読んでて、何となくしっくりこない人ー。

いますかー。

「全部同じ幅でスタンドカラー作れないんですかっ!?」

って疑問の人。

そんなあなたのために補足。

工程戻って、最初ね。そう、ただの長方形だった頃。

このままでも襟ぐりの長さと同じになってれば、身頃に付きます。

細く切り込みいれて合わせれば付きます

長方形ゆえに上端と襟ぐりが同寸になるから、本来ならもっと筒状に衿が付くんだけど

今回衿が高いって事もあり、やや首に沿ってるよね。

このまま服になったらきっと、頭がつっかえちゃう。

なのですこし上端まわり寸法を大きくしたい。

そんな時はこんな風にネックポイント辺りで切っちゃいます。

もういっちょ!

自然にすこし開くので、ここに生地足してみます

前から見るとほら。

角度変わった。

このままでもいいんだけど、正面の角度が気になる。。

って事でここをつまんでみた。

そうすると、まっすぐに。

ここでパーツを外して置いてみると

更にたたんだ部分もはずすと

これを紙にトレース

トワルでたたんだ部分は、紙を切って

重ねてとじる

線を整えて終了〜

こういう展開をすれば、全部同じ幅のスタンドカラーになります。

どういうデザインやイメージなのかによって、様々な展開方法があるということ。

衿の付き方と形の変化わかった?

要するに、このカーブの具合ひとつで衿の付き方が変わる訳で、つーことはつまり衿の見え方が変わってくるという訳。

で、イメージしている衿の形になるようなこのカーブを、平面上のみで永遠に試行錯誤し続けるよりは、

こんな風に立体組んでやったほうが断然早い。

「じゃあやっぱ立体の方が効率的でいいじゃん!」

って思うかもしれないけど、これをやるにはある程度平面の知識も必要というか。

補足でやった展開程度なら立体までやらなくても平面上で想像つくしね。

つまりは両方がんばろ♪

って事なのよ。

今回はちょっと専門的だったかな。

次回は一転して小物の作り方アップしまーす。

おたのしみに!

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コメント

  1. みつき より:

    yuca様

    久々の記事のアップ、すごく嬉しかったです、ありがとうございます!

    このスタンドからーの衿は、シャツの台衿と、全く形が違っていますね!
    私も試してみようと思います!

  2. yuca より:

    みつきさま
    コメントありがとうございます!

    今回のスタンドカラーは台衿の形とはちょっと違いましたが、
    衿が低くて首に沿わせるようなスタンドカラーは、台衿のような形になります。
    衿の本を見ると、本当に沢山のスタンドカラーがあるのですが、単純な形の衿なのに何でこんなに色々なカーブの形になるんだろう??と、最初は戸惑いました。
    衿ぐりの大きさや形にもよりますし、衿の高さにもよるからなのですが、こうやってトワルを組んだりドレーピングをすると何故なのかがすぐに分かりますよ。
    是非試してみて下さい!

  3. ミツキ より:

    yuca先生、お変わりありませんか?いつも大変お世話になっています!

    ところで私は今、シャツの衿で悪戦苦闘していまず。
    なかなか綺麗に襟先が出来ません。
    yuca先生は、いつも襟先はどんな感じで縫い代をカットされていますか?

    あと、ふらし芯を買ったのですが、ふらし芯の場合は縫い代はつけるのか。それとも裁ち切りですえるのか、調べても全然載っていなくて。。。厚みがあるから、パターンも操作しないといけないのかな、と思ったり疑問だらけで申し訳ないのですが、ご存知でしたら教えていただけますか?よろしくお願いいたします!

  4. yuca より:

    ミツキさま
    こんにちは!コメントありがとうございます。
    ちょっと今立て込んでおりまして、申し訳ないのですが少しお時間頂いてもよろしいですか?
    お急ぎの所申し訳ありません。。
    なるべく今月中、遅くても来月始めくらいまでにはお返事します。
    すみません🙇‍♂️
    宜しくお願い致します🙇‍♂️💦

  5. ミツキ より:

    yucaさま

    こんばんは!
    こちらは全然急いでいませんので、いくらでも待ちます!
    ありがとうございます!!