捨てミシンと三つ折り始末

仕事も一段落してようやくブログ書ける余裕が出てきたと思ったら一転。

急ぎの衣装の仕事が入った。

型違いでワンピース3着。

しかも超ハイネックとか尖った袖とか、それぞれがかなりトリッキーな形。

土曜の夜に形が決まって資材受け取り、日、月、火、で本日納品。。

約3日半。

途中、想定外で袖が立たず、かための接着芯もないし、どうしよ〜〜!

ってなったけど、なんとか乗り越えました。

しかし出来上がった服はどれもすっごい可愛くって、楽しかったからまぁいっか。

情報解禁になったらまたお伝えします。

で、今日はこの間言っていた

「捨てミシンで三つ折り始末」の方法書きますね。

例えば7ミリ幅で三つ折りする場合、生地端から7ミリのところに捨てミシンかけます。

捨てミシンとは、生地1枚の状態でミシンかけること。

シーチングとかだとあまり効果が分かりにくいので、今回は裏地で、

スカートの裾みたいなカーブを縫ってみるね。

捨てミシン↓

縫い目は粗くしなくても普通の縫い目で大丈夫。返し縫いもしなくてオッケーです。

アイロン。

ミシンの縫い目を軸っていうか芯にして折ります。

この時、生地端をピンで固定しておくと折りやすいよ。

カメラ片手に作業してるのでアイロンしか写ってないけど、

左手で生地を折りながら、アイロンで折っていくかんじ。

あとはもう一回折りながら縫えばオッケー。

慣れてくればこの1回のアイロンだけでピン打たずに縫えます。

「えーーー!ムリムリ!!」と言う場合は、もう一回アイロンしちゃってもいいし、

三つ折りしてピンで留めてね。

こんな風に折りながら、

目打ちで押さえながら縫う。

縫えた。

捨てミシンの縫い目は取らなくってもいいし、

見栄えが気になるようなら抜いちゃってください。

ミシンの縫い目を入れることで格段に縫いやすくなります。

ちなみに、

そもそもの捨てミシンが歪むよ!!って場合。

シルクサテンとかジョーゼットみたいに柔らかくてハリ感ゼロのやつ。

そういう場合は生地の下に薄いハトロン紙ひいて一緒に縫ったりします。

(ハトロン紙は縫い終わった後に破ってはずします)

ハトロン紙をひいて縫う方法、

過去記事で似たのがあった。

ハトロン紙を使って縫うといえば先日、

「リキッドサテン」という生地でワンピース作ったことがあって。。

このリキッドサテンって、もーーー本当に縫いにくい!

いっそ廃盤になってくれないかと願っている生地の1つ。

これフツーのサテン↓

扱いにくいけどまぁ、それほどでもない。

問題はこれ。リキッドサテン↓

画像で分かるかなぁ。。

もうねー、落ちるし落ちるし落ちる!

歪むしテロンテロンだし、

慎重に地の目を整えて裁断しても、縫う時形が整わない!

しかもこの時の衣装はこのリキッドサテンの上にラメ入りのオーガンジーを重ねて縫うという、、。(白目)

この時はね〜、もう久々に涙目で縫った。

以前なら、オリエちゃーーん!って助けを求めていたと思うけど、

ワタシもいい加減自立しなくては!という事で、色々考え、

薄いハトロン紙にパターンを写してカットし、その上に生地のパーツを重ね合わせて縫い留めるという策にでました。

つまり、ヨレヨレのサテン生地が地の目が整った状態で紙に固定される事で、よれることもつることもなく縫えると言うわけです。

(お分かりだと思うけど、この方法、正確に裁断されていないと意味を成さないのでご注意)

しかし今回はサテンの上に更にオーガンを重ねる必要が。。

裏打ちと同様なので、上に乗せる生地(この場合はオーガン)は少しゆとりをもたせて縫い留める必要があり、、、。

とまぁ、この話書いてると長くなるので、以下省略しますけど、

とにかく、ワタシは結構紙をひいて縫います。

ただのハトロン紙をひくだけの時もあるし、テープ状にカットしてひくこともあるし、場合によってはパターンと同じ形にカットして重ねることもあり。

本当は紙ひかずに縫えるようになりたいけど、まだムリ〜。

織りがゆるくて、縫ってる行程で地の目が歪んじゃう場合は特に。

「地の目が歪む」とは。

それはこういう事です↓

過去記事の、円のオーガンジーの周りにテープを縫い付けるという作業。

これが裁断時のパーツ↓

で、これが紙をひかずにそのままワタシが縫ったもの↓

バイヤスの方向に生地が伸びて歪んでる。。。無残な姿。。

これはオリエ氏が縫ったもの。↓

紙も何もひかず、おもむろに縫ってこのクオリティー。

しかも6年前。。。

バイヤスの方向って生地が伸びるから、形が歪みやすい。

地の目を見ながら縫うのが最大のコツ!

ってよく聞けど、なかなか難しいよね。手加減とか感覚的なものなんだと思う。

難しい生地はワタシにはまだムリだなーー。

という事で、多少時間と手間がかかったとしても、

地の目が安定しない生地やヨレヨレした生地を扱う時、ハトロン紙はオススメの方法です。

話が逸れましたが、今日は捨てミシンと三つ折りがテーマだった。。

捨てミシンも結構取り入れる方法なので、困った時思い出してみてください。

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コメント

  1. ままちん より:

    捨てミシンをするときれいな三つ折りに仕上がるんですねー。挑戦してみます!

  2. yuca より:

    ままちんさん
    お返事が遅くなってすみません。
    捨てミシンとか、あと場合によっては薄くて細い伸び止めテープを生地端に貼ったりします。
    様々な方法があるので、状況によって取り入れてみてください❣️
    これからも宜しくお願いします!

  3. ミルクティー より:

    yuca 先生

    いつもお世話になります。
    捨てミシンってこういう時に使うのね!と、とっても勉強になりました。

    厚紙でアイロン定規を作ったりもしたのですが、カーブの三つ折りは苦手なままで…
    マキシスカートを作ろうと思っていますので、早速この方法でやってみます♩
    いつも参考になる記事をありがとうございます(*^^*)

    ちなみに、パンツなどのカーブベルトも苦手なんです。
    縫い代をカットしたりアイロンで潰したりしてみても、表に返す時に角がキレイにできなくて(>人<;)
    コツがあればぜひぜひレクチャーしてくださいm(_ _)m
    いっそのこと、ストレートベルトに変更してしまおうかとも考えています。
    股上がそこまで深くないパターンなので、イマイチ踏み切れないのですが…

  4. yuca より:

    ミルクティー様
    こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。
    カーブベルトの角の部分というと、あきのところですかね??
    ベルトの上部が「わ」ではないので縫い代が多く、綺麗に返らないという感じですか?
    縫い代はカットしているとのことなので、形を整える時の目打ちの使い方かなぁ。。?
    ちょっと考えて、記事にしますね。
    少しお時間頂きますが、宜しくお願いします!

  5. ミルクティー より:

    yuca 先生

    こんにちは。早速のお返事をありがとうございます(≧∇≦)
    私のつたない文章でも分かっていただけて嬉しいです!
    そうなんです、「あき」のところで、「わ」になってないので縫い代が邪魔で綺麗に返らないんです(>_<)
    躍起になって目打ちでグイグイやってたら、グサッと突き抜けてしまったこともあります(;゜0゜)

    yuca 先生のご都合のいい時で、いつか記事にしていただけたら嬉しいです♩
    よろしくお願いいたしますm(_ _)m

  6. yuca より:

    ミルクティーさま
    なるほどーー。 詳細をありがとうございます。
    記事にしてみましたので、お時間がある時にご覧ください。
    またご質問があればメッセージくださいね。
    よろしくお願いします❣️

  7. orie より:

    コメント今更。。。
    一時硬化スプレーつかったら。。。?  
    って何ヶ月前よね〜w

  8. yuca より:

    orieちゃん
    オリエちゃーーん!久々コメント❣️ありがとう。
    あー、そっか〜〜。一時硬化スプレー。。。
    全然思いつかなかった😅
    「一時硬化スプレー→裁断の時」って固定概念が。。笑
    あとはもう、芯貼っちゃう、とかね。

    色んな生地に、もっと対応出来るようになりたい!笑